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こんにちは、灯澄です。

ボカロサーチに登録させていただいたんですが…お客が増えている、のかな?
もともと比較的マイナーな組み合わせのサイトではあるのでお客は少ないとは思うんですが・・・

カイマス・レンマスはともかくカイリンは何か知らないけどマイナーですよね…

・・・・なんでだ?

ミクがいいならリンだっていいじゃないか!!
リンがロリならミクもロリっていえると思うんだけどなぁ

確かにデザイン幼いけどね、でもロリじゃない、レンもショタじゃない
ロリンとかショタレンは可愛いのは認めます、というか可愛いです
でもデフォルトはロリショタじゃない!!



・・・・・・・失礼しました、なんか叫びたくなったww

個人的に声もミクかリンならリンが好きなんです、パワーボイスの方が好きなんです。
…兄さんはそういう意味では好みとは外れてるんだけどなぁ
……なんか好きになってた、でもめーちゃんとかリンレンには負けるけど
意外とパワーある・・・よ、ね?



・・・・まぁそれはさておき、カイリン第二弾は前回の続きです。

しっかりもののリンとツンデレンとほわほわマスター…っていかがでしょう?


追記

タイトル少し編集…Bじゃないよ、前の続きだよ
すみません、これで完結じゃないです!!
馴れ初め話ということで続きます



+++

 




はじめての歌 Part A‐2



「ひっ!!!!」
 
 
チャイムが鳴ると、マスターの体はとにかく固くなる。
悲鳴染みた声をあげて、私やレンに抱きつくかその場に蹲ってしまう。
 
「だいじょうぶ、だいじょぶだよマスター」
 
来客が珍しくて固まってしまうのはわからないでもないけど…
落ち着いて考えてみればわかるはず。
貴方を訪ねてくる人は決まっているでしょう?
 
人見知りで、知り合いといえる存在は仕事の仲間ぐらいで
(全てのメンバーは彼女の溺愛している従弟の紹介だった)
それ以外はご両親、それから私達…それ以外にこの家を訪ねてくる人はいないはず。
 
 
「レン」
 
少し体の緊張が解れたのを見計らって、片割れをそっと呼ぶ。
レンは何も言わずにマスターを見つめてから玄関へと走っていった
 
+++
 
 
「えっと…おじゃまします」
 
「カイ兄!!」
 
大した時間もかからずに、ドアがしまる音が聞こえる。
リビングにやってくる足音は2人分
レンが見知らぬ人を通すはずはないから、間違いなくマスターの顔見知りの人。
 
最初にリビングに入ってきたレンの黄色い頭のはるか上。
青い頭が少し首を傾げて顔をだす。
 
「…ひょっとして脅かしちゃった?」
 
 
マスターが私に抱きついてるのを見て
カイ兄は少し苦笑いを浮かべて、静かな声で聞いてくる。
 
「当たり前だろバカ兄」
 
レンはむすっとしながらカイ兄を睨んだ。
ただ1人の男兄弟なのに、兄を一方的に嫌っている…というか
素直になれない片割れは、大事なマスターを怯えさせたのが
彼だという事が気にくないらしい。
 
「すみません、先に連絡した方がよかったですね」
 
できるだけ空気を揺らさないように、静かにしゃがみ込んで
カイ兄は優しく静かな声でマスターに謝罪した。
 
「……い、いえ…わたしの方こそすみません」
 
兄の青い髪を見て安心したのか、私から離れたマスターは
恐る恐るそう言って頭を下げた。
 
 
 
++++
 
「で、今日はどうしたの?」
 
「マスターから様子を見てくるように言われて」
 
お互い謙虚な性格なのはいいのだけれど
ほっとくとあやまり合戦が始まりそうな2人を誘って
紅茶とお菓子で始めた御茶会で
改めて兄に今日の訪問理由を尋ねたら
兄はお茶を飲みながらさらりとそう言った。
 
「…ショウくん、なんて?」
「昨日篭ったなら、今日の昼間は大変だろうからてつだってやれと」
 
とても良い笑顔で笑いながら答えるカイ兄の顔に
同じようにとても綺麗に笑うマスターの従弟の顔が重なる。
 
なんというか、流石だ。
 
 
「流石、ショウさん」「マスターのことよくわかってる」
「…うぅぅぅ」
 
マスターよりも2つ年下なのに、本当にしっかりしている人だ。
へろへろマスターを、私達2人で運ぶのは大変だろうと
力のあるカイ兄を手伝いによこしてくれる、そんな気遣いも忘れない。
ショウさんが隣に住むって言ってくれなかったら
たぶんマスターは1人暮らしなんかできなかったと思う。
 
 
「・・・でも、今日は曲できたもん」
「・・・マスター」
 
そんな風に喋るから成人女性にみえないんだよ・・・
とも思うけど、そんなこと言ったら沈んじゃうのわかってるから言わない。
 
「もう出来たんですか?」
「うん・・・カイトくんきてくれてちょうどよかったんだ」
 
マスターの曲作りのペースを知っている人にとっては信じられないよね
やっぱり驚いたカイ兄に向かって、マスターは微笑む。
 
 
 
「え?」
 
 
どうやら今回の曲はカイ兄ための曲には間違いないみたい。
・・・・・何だか、隣のレンの空気がどす黒い・・・
 
 
「今日できたのはね、カイト君とリンちゃんの曲なの」
 
 
 
 
「え?」
 
 
 
マスター
 
今言わないでほしかった。
 
 
 
片割れの、レンの
 
 
 
 
 
 
 
私を睨む目つきが怖い。







+++


あとがき、のようなもの

この兄さんはカイマス編の中心人物でもある
鏡音マスター≪春薙≫(ハルナ)の父方の従弟にあたるショウこと≪宵耶≫(ショウヤ)のとこの子です。
だだっ広い家族用の3LDKマンションの隣に住んでます。
このショウと春薙、それからギター・ベース・キーボード・ドラムがいて6人で≪Genius≫になります。

我が家のレンはとにかくツンデレン、年相応?の男の子です。
リンは、大人びててしっかりもの。年少組の中じゃ1番大人です

兄さんは・・・・子どもなんだか大人なんだか複雑なヤツ。

年長組は外見とか知識は大人だけど、精神は経験によって成長するものだから
めーちゃん、兄さん、ルカさんはみんな何かしら複雑なイメージあるんですよね
女性陣の方が要領が良いから、そういうとこ見せない…

って語ってるだけか(汗


・・・・・あとがきもどきでスミマセン

このあと、だんだん2人の距離が近づいてくもよう。
カイトがレンににらまれながらもがんばります。


ではでは


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