ボーカロイド創作サイト
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連続更新です…
カイトが少し暴走しかけ・・・?
やっとカイリンっぽくなってきました
拍手ありがとうございます!!まだまだ色々とぐだぐだなサイトですが
気長にみまもってやってくださいませ
+++
はじめての歌 Part B
―Download 10%
何というか…、相変わらず突拍子のない人だ。
―Download 30%
でもマスターも結構そういうところあるから、血筋なのか
―Download 70%
まぁ、そういうところも好ましいのだけれど。
―Download 100%
「…ダウンロード出来た?」
「「はい」」
「じゃあ…」
リンとレンのマスター春薙(ハルナ)さんは、ほわほわとした人だ。
人見知りが激しくて、慣れてもらうまで時間がかかったけど
そのほわほわとした空気は一緒にいて心地が良い。
だけど…
「「(ひぃぃいぃいいぃいいぃいい)」」
頼むから、レンのその視線にも気がついてください!!
チラリと隣のリンを見れば、同じように顔が引きつっている
リンもチラリと視線をこちらによこして、2人で苦笑いを浮かべた。
何というか、この家に来るといつもレンの視線が痛い。
明らかに敵視しているとげとげしい視線
出来るならお互いたった2人の男兄弟何だから仲良くしたいんだけど…
年頃は異性だろうと同性だろうと難しい。
ミクも似たようなもんだし・・・
でも
どういうわけか、リンは年の離れた弟妹達の中で1人だけ
俺にもちゃんと対応してくれる。
とても有難いし、何よりも嬉しい。
めーちゃんが「流石平等社会」とか言ってたっけ・・・
「リンちゃん?カイトくん?」
「「はっはい!!」」
「・・・・?」
お願いします、気づいてください!!!
+++
「・・・・はぁ」「・・・お疲れ、リン」
緊張しっぱなしで、何とか終わったファーストエディション。
2人して逃げるように廊下に出てきたところで、リンに声をかける。
「お疲れ、カイ兄」「・・・何というか、すごかったね」
「・・・マスターも気づけば良いのに」
ため息を吐くリンの顔色は悪い
なんと言うか・・・この年で苦労しているなぁ
「カイ兄もごめんね?・・・わざわざ来てくれたのに」
「いや、結局手伝えなかったのに新曲貰っちゃったし…
むしろお礼を言いたいのはこっちの方だよ」
本当にリンはいい子だ。
お嫁に行ったらきっといいお嫁に・・・って俺達は行けないか。
でもリンは気配りの出来る子だし、家事も完璧。
(家の兄妹は全員家事機能のパッチ当ててあるんだけど・・・
他にも当てられるだけ当てた影響か俺とリン以外には作用しなかった)
顔は勿論可愛いし・・・足も長いスレンダーな体型は実を言うとこの・・・・
って、何考えてる俺!!??
「カイ兄?」
どうしたの?
うん・・・そうやって気遣いをしてくれるのは、リンやルカぐらいなも・・・の・・・
―ガタンッツ
「ごめんリン!!俺帰るね!!」
「え!?うん!!??」
宵耶さんに今度何かお礼持っていくって伝えておいてね~
何て言うリンに見送られて俺は慌てて隣の自宅へと走りこんだ。
++++
「ただいま!!!!」
「お帰りって・・・カイト!??」
マスターにまともに挨拶もせずに、俺は部屋に篭った。
「・・・うう」
・・・なんというか、俺、どうしよう・・・
+++
あとがきもどき
兄さん暴走中、リンの魅力に気づいてしまったようです
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