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注意
この記事は「悪ノ娘 黄のクロアテュール」「緑のヴィーゲンリート」のネタバレを含む
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まず内容としてはミカエラやクラリス視点の外伝的なものなので
黄のクロアテュールを読んでない人はわかりづらいかもしれない・・・
(最初からそういって販売してたと思いますが)
あとは悪ノPのCDもあるとさらにわかりやすいかもしれない。
ミカエラが元精霊だということは元々ファンタジー好きなのもあって納得。
浮世離れした美女、ということは白ノ娘でも言われてたけど
天真爛漫で裏表がない、宮廷にいるアレンやカイルが惹かれたのもわかる気がする。
ミカエラとクラリスが恋愛感情で思いあっていた所には驚いた。
同性恋愛に嫌悪感とかはまったくないし、カイルかレンとくっつくのも
話の流れ的になさそうだったし・・・以外だったけれど納得。
カイルの婚約破棄はどうやら本当に独断だったらしい。
口約束とはいえ、王族同士で周知の事実だった婚約。
そんな簡単に破棄出来るはずはない。
本編でも甘ったれだという描写があったけど
王族の覚悟というものに関してはリリアンヌの方が圧倒的に上かと・・・
王という地位につきながらも昔は画家になりたかったってお前・・・
リリアンヌが世間知らずで幼かったことはマーロンには幸いだっただろう
滅ぼされても文句は言えないことをしでかしたのは自国の王だ。
・・・・・ミカエラを殺したのがアレンでなかったことはよかったのか悪かったのか。
リリアンヌの身代わりになったことは、ミカエラではなく養父を殺したことの罪滅ぼし。
って解釈でいいのかな・・・リリアンヌ視点がないし
黄のクロアテュール読んだだけだとそのあたりが不明。
リリアンヌは自分の環境の特異さに気づいていたらしい。
わかったうえでしていた自分の行いもすべて背負って生きようとしている。
そこがわかったこともよかったかな・・・
いろいろと物足りないところも多い気もするが、悪ノPは小説家じゃないし
あそこまでの物語を書けたのはすごいなぁと文章書きとして思います
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