ボーカロイド創作サイト
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
なんかネットワークで問題があったらしくしばらく忍者系のサイト見れないし
編集もできなかったんですが・・・復旧したみたいですね
例の現代設定話、中学生組です
案の定亜種が大量発生していますのでご注意ください。
編集もできなかったんですが・・・復旧したみたいですね
例の現代設定話、中学生組です
案の定亜種が大量発生していますのでご注意ください。
++++
いつでもどこでも、3人揃うと騒々しいんです。
黄色い双子とその従兄
昼休みが終わってすぐの5時間目
のんびりとした授業だと必ず寝る奴がいる昼下がり。
殆どの教室が物静かに授業を進める一方で
決まって、騒がしいのは昼1番の運動にはげむ生徒のあつまる
運動場もしくは体育館。
膨れたおなかを抱えて必死で走る奴
とにかく眠たくてサボっている奴
適当に声援を送る奴
その他もろもろ、思い思いの方法でやりすごす生徒の多い中で
―ダンッ
「へっ!!!!」
体育館で、全力疾走する男子生徒が2名。
「おいこらっつ!!」それ反則だぞ!!
「それを判断するのは審判だってな!!!」
体育館を2つにわけてのバスケット。
後者側から見て左側のコートはすっかり1on1といった感じだ
「いっけぇええ!!!リト!!!」
「負けるなレン!!!」
他の生徒はみんなすっかり外野で声援を送ってとめようともしない。
隣のコートの生徒も試合そっちのけで釘付けだ。
「あ~あぁ、先生いないからって・・・」
「まったく・・・」
隣のコートの呆れ顔の女子生徒2人、ネルとリンも
キャーキャー言う女子生徒に混じって、真ん中に引かれた網越しに2人を眺めた。
「やっぱ、リトの方が1枚上手かねぇ」「・・・レンは正統派だから」
「そっくりでもやっぱ違うもん?」「違う違う」
首をかしげたネルにリンは苦笑を浮かべて手を振った
そっくりでも違う人間なのだから違うところは違って当然で・・・
「私とあのバカ2人を一緒にしないでよ・・・」
「ごめんごめん」
「あまいっつ!!!」「うぉっ!??」
「あ」「とうとうレン君優勢?」
「・・・たぶん」
「あ~あ」「流石リト、上手いわ」
「でさ、リン」「なぁに?」
「そろそろ止めないとあたし等まで大目玉食らうよ?」
そう言ってネルが指差したのは備え付けの時計。
授業終了まで約20分・・・といったところ
そろそろ片付けの指導に担当の教員が来る頃だ。
「・・・そうね」「で、どうする?」
「こーするの」
「がんばれぇええぇええええ!!!!!!」
いきなりリンから上がった特大の声援。
それを聞きつけた2人は・・・・突然
とまった
「今の・・・・・・」「当然俺だろ」
「はぁ!?俺だし!!!!」
「俺に決まってんだろ、先輩方に大人気のレンきゅん?」
「リンがお前なんか応援するわけないだろ万年サボり魔!!」
「こらぁあああぁあ!!!まぁた喧嘩してんのか鏡音弟とその従兄!!!」
「・・・おみごと」
「とうぜん」
+++
あとがきもどき
鏡音組は、リンが最高権力者のようです。
鏡音リン(14)
2年最大の問題児の手綱を握る双子の姉。
可憐な容姿のわりに中身は男前で
男女両方から人気が高いようだ。
成績は中の上くらい。
鏡音レン(14)
リンの双子の弟で問題児の片割れ。
成績は悪くないし、出席もちゃんとしてるし
授業態度も悪くないがリトが絡むとつい熱くなるようだ。
普段は比較的大人しい。
鏡音リト(14)(リント(リンの男版)
双子の従兄にあたる問題児の片割れ。
出席日数はよくないが、明るく人当たりがいいので
いつでも人の中心に居る人気者。
レンが絡むと悪ふざけがすぎるようだ。
成績は可もなく不可もなく。
亜北ネル(14)
リンの親友。
レンかリトだったらレンが好みの模様。
大人びたリンと対等に付き合える珍しい存在
成績はそれなり。
PR
この記事にコメントする